器具を揃えたりしないといけないから面倒臭いって思いがちだけど
初心者の人でも簡単・気軽に美味しいコーヒーが作れちゃうの!
それなら、美味しいコーヒーの入れ方教えてよ〜〜〜!
最近ではコロナウイルス の影響もあり、外出を控えている方や在宅勤務されている方が多くいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、おうち時間をより楽しく、快適に過ごせるようにおうちカフェを始めてみませんか?
コーヒーは飲むまでに様々な工程があり
「豆の種類が多くてよく分からない」
「自分で入れるのは面倒だな」と思ってしまう方もいらっしゃると思いますが
なるべく簡単・手軽に楽しめるコーヒー豆の選び方・コーヒーの入れ方を紹介していきます!
コーヒー豆って
そもそもコーヒー豆とはどの様なものかご存知でしょうか?
美味しく飲んでいただくために、豆知識として少しご紹介していきます!
コーヒーは、コーヒーの木になる実(コーヒーチェリー)の種子が
コーヒー豆として世界中で販売されています。
(出典:thecoffeeshop)
コーヒーの実は赤いことから、コーヒーチェリーと呼ばれ、加工処理したものが生豆として輸出されています。
コーヒーの栽培はどの地域でも出来るものではなく、非常に育てるのが難しい植物です。
では、どこで栽培がされているのかというと
赤道付近の地域である「コーヒーベルト」に属している地域で栽培がされております。
(出典:AGF)
コーヒーは日本を遥か離れた地域で栽培され、様々な加工処理が行われようやく私たちの手元に届いているのです!
コーヒー豆がどの様にして私たちの手元に届いているかを知ることで、いつものコーヒーが少しでも美味しく感じてもらえるのではないでしょうか。
美味しいコーヒー豆の選び方
それでは、本題に入っていきましょう!
最近ではコーヒーショップも増えてきており、コーヒーサードウェーブというものが起こっています。お店に行くとたくさんのコーヒー豆があり、どれが美味しのか、どれが自分の好みなのか正直分からないと思います。
そこで今回は、みなさまのお好みのコーヒーを見極めていただきたいと思います!
まず、コーヒー豆を購入する前にご自身のお好みを確認してみて下さい。
そうすると、買った後に失敗したということが防げると思います。
そこで、味わいに関連している焙煎度合いについて紹介していきます!
コーヒー豆は生豆の状態ではコーヒーとして飲むことが出来ないため必ず焙煎を行っております。
みなさまがよく目にするのは、下の写真の様に茶色のものだと思います。
この茶色くなった状態が焙煎されたコーヒー豆です。
(出典:Forbes)
この焙煎で何が変わるのかというのをご説明していきます。
焙煎度合い
焙煎度合いは8種類ありますが、明確な基準ではないため、お店ごとに焙煎度合いの判断は様々です。あくまでも目安として覚えておくと、購入する際の基準になるのではないかと思います。
- ライトロースト(浅煎り)
うっすら焦げ目がついている状態。一般的にほとんど飲まれることがない。 - シナモンロースト(浅煎り)
まだ青臭さが残っている状態だが、酸味好きにはオススメ。 - ミディアムロースト(中煎り)
まろやかな酸味、ほんのわずかな苦味が感じられる。
アメリカンコーヒーに用いられることが多い。 - ハイロースと(中煎り)
爽やかな酸味を残しつつ、甘み、苦味が現れ、バランスの優れた味わい。
一般的な焙煎度合い。 - シティロースト(深煎り)
苦味と酸味のバランスがとれた味わい。最も一般的な焙煎度合い。 - フルシティロースト(深煎り)
苦味が際立ってくる焙煎度合い。コーヒーの芳醇な香り・味を楽しみたい方にオススメ。 - フレンチロースト(深煎り)
酸味はほとんどなくなり、苦味が一層際立つ。
カフェオレ、ウインナーコーヒーなどミルクやクリームによく合う。 - イタリアンロースト(深煎り)
重厚な苦味とコクが出る焙煎度合い。エスプレッソやカプチーノに合う。
8段階を紹介させていただきましたが、
浅煎り・中煎り・深煎りの3つを覚えていただき
ご自身のお好みを見つけていただくのが良いかと思います!
ここまで焙煎について紹介してきましたが、
実際のところ、コーヒーの味わいは
- 酸味(すっぱい)
- 苦味(苦い)
の2つに分けることが出来ます。
この2つの味わいにぴったりのコーヒー豆を見てみましょう!
酸味(すっぱい)がお好きな方にオススメの豆
比較的、酸味が強く感じらるコーヒー豆3種は、
- キリマンジャロ(タンザニア)
強い酸味と爽やかな柑橘系とベリーのような味わい。 - モカ(エチオピア)
華やかな香りに、フルーティーな味わいで酸味が感じられる。 - コロンビア
柔らかな苦味に程よい甘み。豊かなフルーティーさが特徴。
苦味(苦い)がお好きな方にオススメの豆
苦味、コクが感じられるコーヒー豆3種は、
- マンデリン(インドネシア)
酸味が少なく苦味成分が強め。モカのように華やかで芳潤な香り。 - エルサルバドル
世界でもトップクラスの芳醇な味わい。優しく甘い柑橘系の甘さが特徴。 - グアテマラ
アロマのような味わいに程よいコクが感じられる。
それぞれオススメの豆を紹介しましたが、この豆は浅煎り、深煎りじゃないとダメ!ということでは決してありません。どのコーヒー豆もどのような焙煎の仕方も合いますので、まずはご自身のお好みを探してみてはいかがでしょうか?
同じ豆でも焙煎度合いを変えるだけ味わいが変わるので、そのような変化を楽しむのも1つだと思います!
美味しい入れ方
ここまで、美味しいコーヒー豆の選び方を紹介してきました。
それではこれで、豆の準備が出来たので
続いては美味しいコーヒーの入れ方を見ていきましょう〜!
初心者にオススメ!コーヒー器具!
コーヒーを入れると言っても、抽出方法は多岐に渡ります。
その中でも比較的簡単に入れられる器具は、フレンチプレスです!
ハンドドリップは簡単そうに見えますが、お湯を注ぐ量、注ぐスピードなどによってコーヒーの味わいが変わります。しかし、フレンチプレスはコーヒー豆にお湯を注ぎ、プレスするという工程のみであるため常に同じ味を出すことが出来ます。
(出典:Bodum)
フレンチプレスでの抽出方法
フレンチプレス を使用し抽出を行ってみましょう!
フレンチプレスで抽出したコーヒーの特徴は、
コーヒーのほぼ全ての成分(油分など)を抽出することができるため
コーヒ豆本来の味わいをダイレクトに感じることが出来ます!
用意するもの
- フレンチプレス
- コーヒー(中〜粗挽きにしたもの)
- お湯
抽出手順
- コーヒーとお湯を入れる
コーヒーを12〜13g(1杯分)に対して、お湯を160ccを注ぎます。
- コーヒーとお湯を馴染ませる。
ヘラなどを使用し、コーヒーの粉の乾いた部分がないよう馴染ませます。
- 抽出する
つまみを上げた状態のまま蓋をして、4分程置いて抽出します。
- 注ぐ
つまみを下ろし、カップに注ぎます。
(出典:UCC)
フレンチプレス では簡単にコーヒーを抽出することが出来ます。
コーヒーの粉の量や粗さ、お湯の量、抽出時間を調節して、ご自身のお好みを見つけるのも楽しみですね!
アレンジレシピ
フレンチプレスで抽出したコーヒーを使って、
おうちでも簡単にできるアレンジレシピを紹介したいと思います!
カフェ・スア・ノン(ベトナムコーヒー)
コーヒーにコンデンスミルクを加えたベトナム式のコーヒーです。
【用意するもの】
- コーヒー:1杯分(120cc)
- コンデンスミルク:大さじ2
【作り方】
- マグカップにコンデンスミルク(大さじ2)を入れる。
- フレンチプレスで抽出したコーヒーをマグカップにゆっくり注ぐ。
飲む時にスプーンで混ぜながら飲むのがオススメです。
(出典:pixabay)
コーヒーゼリー
【用意するもの】
- コーヒー:500cc
- 粉ゼラチン:10g
- 砂糖:大さじ2
- 生クーム:20cc
【作り方】
- 粉ゼラチンは大さじ2杯の水を入れたボウルに振り入れ、ふやかす。
- ボールに、コーヒー、砂糖、ふやかした粉ゼラチンを加え、よく溶かす。
- 容器(タッパーなど)に流し入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で3時間ほど冷やし固める。
- ゼリーが固まったら、生クリームをかけ完成。
生クームの他にも、
牛乳を入れて飲むコーヒーゼリー風にアレンジしたり、
バニラアイスを乗せてみるのもオススメです!
混ぜる、冷やすの簡単な手順で出来るので、お子様と楽しむのにもオススメです!
まとめ
自粛期間中、少しでもおうち時間を楽しめるよう
今回は初めての方にでも簡単・手軽に楽しんでいただけるような
コーヒーの選び方、入れ方を紹介させていただきました!
コーヒーおうちで楽しむポイントは
- 酸味(すっぱい)、苦味(苦い)どちらが好みかを知る
- まずはフレンチプレスで入れてみる
たった2つのポイントをおさえれば、簡単にお店のコーヒーをお家でも飲むことが可能です!
是非お家でも美味しいコーヒーを味わってみませんか?
家でも美味しいコーヒーが飲みたいな〜