![](https://kyouikumama-setsuyakumama.com/wp-content/uploads/2020/05/まちょこ丸左右反転.png)
![](https://kyouikumama-setsuyakumama.com/wp-content/uploads/2020/05/独身友達.png)
私も買うときは飲んだことない地域のを買うようにはしてるけど
それでもまだまだ新しい発見はあるし、本当に奥が深いんだよね〜
![](https://kyouikumama-setsuyakumama.com/wp-content/uploads/2020/05/まちょこ丸左右反転.png)
すごいワガママな話しだけど笑
![](https://kyouikumama-setsuyakumama.com/wp-content/uploads/2020/05/独身友達.png)
でも、私もまだまだ勉強中だからお手柔らかにね!笑
![](https://kyouikumama-setsuyakumama.com/wp-content/uploads/2020/05/まちょこ丸左右反転.png)
コーヒー豆は本当に種類が多いですよね。
それに加えて、焙煎度合いも様々。。。
どれが美味しいのか色々試さないと分からないところではありますが、
正直、一発で美味しい好みのコーヒーを当てたいところ。。。
今回は、地域ごとにどの国のコーヒー豆が美味しいのか
オススメを紹介していきます!
この国のコーヒー豆は飲んで欲しい!
地域別、オススメのコーヒー豆!
コーヒーが獲れる地域って?
まず、地域別のコーヒー豆を紹介する前に
そもそもコーヒー豆はどの地域で栽培されているのかご存知でしょうか?
コーヒーは、赤道沿の熱帯地方で栽培することが可能で
その地域を「コーヒーベルト」と呼びます。
![](https://kubogen.com/wp-content/uploads/coffee-img/coffee-img-002.jpg)
年間雨量に恵まれ、日差しが強く、平均気温17〜24度程の地域で栽培されています。
少し話しは逸れますが、コーヒー豆を栽培している地域の多くは発展途上国であり
生産者のほとんどが、コーヒー豆の売り上げのほんの一部しか受け取っていない
という現状が事実としてあります。
生産者のためにも、購入したコーヒー豆はぜひ最後まで美味しくいただいて下さい!
アフリカ
それでは、少し暗い話になってしまいましたが、、、
気を取り直してここからは地域別のオススメのコーヒー豆を紹介します!
まずはアフリカです!
アフリカでは、小規模農園で栽培されていることが多く
近所の加工所にコーヒー豆を持ち寄って、いろんなコーヒー豆が混ざり
加工所ごとに1つのコーヒーが仕上がることがほとんどです。
アフリカのコーヒー豆は、ベリーやオレンジのような果実のようなジューシーさ、
フルーティーな風味が特徴です。
それでは、アフリカで特にオススメしたい国のコーヒー豆を紹介します。
マラウイ共和国
![マラウイ共和国地図](https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000008829.gif)
マラウイ共和国は、タンザニア、モザンビーク、ザンビアに囲まれた
アフリカ南東部に位置する小さな国です。
日本の約3分の1の面積で、世界自然遺産にもなっているマラウイ湖国立公園が
国土の多くを占めています。
コーヒー産地として有名な地区は、マラウイ北部に位置するミスク地区です。
国全土がほとんど高原地帯で自然豊かな土地のため
美味しいコーヒーが育ちやすい環境にあります。
ミスク地区は、標高1,000mを超えた高原地帯で昼と夜の寒暖差が大きく
コーヒーの実が引き締まり、味がギュッと凝縮されます。
味や風味の特徴としては、
柑橘系の爽やかな風味を持ち、飲むとコクが感じられます。
深めの焙煎にすると、ガツンとした苦味を感じられますが
後に引くような嫌な苦味がなくさっぱりと飲むことが出来ます。
ブルンジ
![ブルンジ共和国地図](https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000008787.gif)
コンゴ民主共和国、ルワンダ、タンザニアに囲まれたブルンジは国土のほとんどが高原地帯です。
基本的に熱帯性気候ですが、山が多く西部の低地でも標高700m、西部や中東部に広がる山岳地帯では
標高1,500mを超える地域も多く、涼しい気候にも恵まれています。
また、朝晩の寒暖差が大きく
水捌けの良い火山性の肥沃(ひよく)な土壌などコーヒーの栽培に適した環境が整っています。
ブルンジのコーヒー栽培は、標高1,250mを超える高地栽培がほとんどです。
難易度の高い高地栽培のコーヒーは、
成長はゆっくりですが、朝晩の寒暖差が大きいためコーヒーの実が引き締まり、
ブルンジのコーヒーの特徴でもある甘みを強く引き出しています。
風味や味わいの特徴は、アフリカのコーヒー豆の特徴である酸味が控えめで
心地よい甘みが特徴的です。
苦味も抑えられており、豊かな香りとまろやかな味わいがあり
比較的飲みやすいバランスの取れたコーヒーと言えます。
コンゴ民主共和国
![コンゴ民主共和国地図](https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000008405.gif)
コンゴは、熱帯性気候で年間雨量は2,000ミリを超える程の多雨の環境にあり
アマゾンに次ぐ広大な熱帯雨林地帯でもあります。
南部は高地で、西部は台地、北部は草原、東部は高山であるように
様々な環境が混合した環境でもあります。
コーヒーの栽培は東部の北ギブ州、南キブ州で行われています。
コンゴのアラビカ種にはグレードが存在しており、
キブ2、キブ3、キブ4、キブ5、キブ6の6段階存在しています。
キブ2がコンゴでは最高級のグレートとされいます。
では、味わいや風味にどのような特徴があるかというと
アフリカ特有の強い酸味はほとんど感じられず、上質な柑橘系の風味があります。
黒糖のようなとろりとした舌触りと、コクや甘さを感じることが出来ます。
中南米
中南米の特徴は、なんといってもバランスの取れた味わいが特徴です。
クセがなく、非常に飲みやすいコーヒーとも言えます。
それに加え、チョコレートやナッツの風味が感じられます。
エルサルバドル共和国
![エルサルバドル共和国地図](https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000009659.gif)
中央アメリカに位置し、グアテマラ、ホンジュラスに囲まれたコーヒー大国。
基本的に国土の大部分が標高の高い高地になっています。
また、国内に20以上の火山があり火山灰性のミネラルを多く含んだ肥沃な土壌にも恵まれています。
5月〜10月までは雨季、11月〜4月までは乾季と雨季、乾季がしっかりと分かれていることも
コーヒーを栽培するのに適した環境になっております。
エルサルバドルは、世界でもトップクラスの芳醇な味わいを誇るコーヒーで、
甘くクリーミーで、ドライフルーツ、柑橘類、チョコレート、カラメルなどの風味があります。
すっきりした酸味と後に引かない苦味でバランスの取れたコーヒーです。
ニカラグア共和国
![ニカラグア共和国地図](https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000009827.gif)
ニカラグアは中米の中央に位置し、ホンジュラス、コスタリカに囲まれた国です。
気候は、熱帯気候で、雨季と乾季がはっきり分かれた高温多湿な気候です。
ニカラグア中央部の山岳地帯は、比較的過ごしやすく安定した気候に恵まれているため
コーヒーの栽培に適した環境が整っております。
ニカラグアでは、コーヒーは輸出の主力品目として
栽培にも意欲的に取り組んでいます。
ニカラグアコーヒーは、甘く、ファッジやミルクチョコレートの風味があり、
フローラルで繊細で爽やかな味わい深く、はちみつのような後味が味わえます。
キューバ共和国
![キューバ共和国地図](https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000009701.gif)
キューバ共和国は熱帯に浮かぶカリブ海の島国です。
中でも、水晶の山の”褐色の神酒”と呼ばれるクリスタルマウンテンコーヒーは
キューバ産の中で3〜4%程しかない最高級品です。
クリスタルマウンテンの名は、海抜1,000m以上の山岳地帯の
水晶の産地にコーヒーが栽培されたことが由来となっております。
バランスの取れた甘い香りと上質な酸味、
土っぽいタバコのような風味が感じられます。
アジア
アジアのコーヒーはコーヒーのテイスティング用語で「Earthy」と呼ばれるような
大地のようなフレーバーと、土や木々、ハーブのような風味が感じられ
濃厚な味わいのコーヒーが特徴的です。
ミャンマー連邦共和国
![ミャンマー連邦共和国地図](https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000011375.gif)
日本ではあまり目に掛かる事は少ないミャンマーのコーヒー。
ミャンマーでは、コーヒーより紅茶を飲む文化が強く根付いており、
コーヒーの飲み方もベトナムコーヒーのように
甘いコンデンスミルクや砂糖をたっぷり入れて飲むことがほとんどです。
しかし、近年コーヒー豆の質は上がってきています。
寒暖差が激しいため実が引き締まった濃厚なコーヒー豆です。
酸味はほとんど感じられず、程よい深みと
チョコレートのような苦味が感じられ非常に飲みやすいコーヒーです。
インド
![インド地図](https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000011038.gif)
インドでは主に南部で栽培がされております。
標高1,000mを超えるような高地が多く、
産地として有名なのはルナカータ州で70%程がここで栽培されています。
インドは赤道付近に位置しているため日差しが非常に強いことから
シェードツリーという太陽光を遮るための常緑木が近くに植えられています。
シェードツリーは太陽光を遮るだけでなく、
落ち葉が天然の肥料として土壌を豊かにするなど、
オーガニックに近い化学肥料をできるだけ使わない栽培を可能にしています。
ボディが重く、酸味が弱いことから
特にエスプレッソ用として人気が高いコーヒー豆です。
また、インド特有のモンスーンという生産処理方法をされた豆は
モンスーンコーヒー(黄金コーヒー)と呼ばれ
強い独特の苦味を持ち、人気のあるコーヒーです。
![インド・モンスーン_生豆](https://coffeemecca.jp/wp-content/uploads/2016/12/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%99%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%B3_%E7%94%9F%E8%B1%86.jpeg)
パプアニューギニア
![パプアニューギニア独立国地図](https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000009212.gif)
パプアニューギニアのほとんどのコーヒーが
小規模生産者による庭園栽培で、農園形態をとっているのは数%程。
熱帯性の気候を持ち年間降水量は2,000ミリで、寒暖差が激しいことから
コーヒーの栽培には適した環境が整っています。
また、火山地帯に位置していることから、土壌のミネラルが豊富です。
シェードツリーを用いた栽培方法を行っているため
落ち葉が腐葉土となり農薬をほとんど使う必要がなく、一部では有機栽培を行っています。
風味の特徴は、口当たりが濃厚で、酸味は弱〜中程度程。
ハーブや木、トロピカルフルーツ、タバコなどを思わせる味わいが特徴です。
コーヒー豆の特徴のまとめ
ここまでで紹介したコーヒー豆を
酸味、苦味、コクの3つ観点から表にまとめて見ていきましょう!
国 | 酸味 | 苦味 | コク |
マラウイ | 弱い | 中程度 | あり |
ブルンジ | 弱い | 中程度 | ややあり |
コンゴ共和国 | 弱〜中程度 | 中程度 | あり |
エルサルバドル共和国 | 弱〜中程度 | 中程度 | あり |
ニカラグア共和国 | 中程度 | 中程度 | ややあり |
キューバ共和国 | 中程度 | 中程度 | ややあり |
ミャンマー連邦共和国 | 弱い | 強い | あり |
インド | 弱い | 強い | あり |
パプアニューギニア | 弱〜中程度 | 中程度 | あり |
あくまでも、豆本来の特徴をまとめたものになりますので
焙煎度合いによって異なる場合もあります。
お店ごとにコーヒー豆のどの特徴を引き出したいかで
焙煎度合いも変化してくるので色々飲み比べてご自身のお好みを見つけて下さい!
まとめ
大陸ごとにオススメのコーヒー豆を紹介させていただきました!
地域ごとの環境によって、コーヒーの風味も変化することが
読み進めていただくと、なんとなく分かっていただけたのではないでしょうか?
今回紹介したコーヒー豆は、
以前紹介したこちらの記事の「自家焙煎珈琲散歩」で取り扱いがございます。
記事内のその他お店でも、
紹介しきれなかった国のコーヒー豆を販売されておりますのでご参考下さい!
たくさん種類があってどれを選ぼうかと迷うことはあるかと思いますが
大陸ごとに飲み比べてみたり、同じ国のコーヒーで地域別や、焙煎度合いを変えての
飲み比べなどをしてみると、また新しい発見があるかもしれません。
ぜひ、お好みのコーヒー豆を探し出してみてください!
本当に色々な国のコーヒー豆があるよね〜
正直なところ、どれがいいのかまだまだ分かんないんだよね。。