この間、高校の同級生と話をしていたらペットの てん♂ の話になりました。
でも飼ったことないから心配だな。子犬を飼いたいけど何から始めたら良いのかな?
皆さんはペットを飼っていますか?まだ飼ったことのない人からするとどんな犬なら飼いやすいかは重要ですよね。ペットを飼うこと=家族になることなのでじっくり考えて決めたいですよね。
私もダックスフンドを子犬の時から飼っていますが、子犬の愛くるしい目はとっても癒されます~!それに大きくなる過程も楽しいですしね!
子犬は小さいので広い家でなくても飼いやすいですし、インスタ映えしたりで人気ですよね。
- 子犬を育ててみたいけど、何から始めたらいいんだろう?
- どんな犬種が人気なんだろう?
と、お悩みの方に子犬を飼う前に準備しておきたいことと、人気の犬種にスポットをあてて見ていきたいと思います!
子犬を飼う前に確認しておきたいこと
「わんちゃんを飼おう!」と思ったら、まずは自分の今の生活スタイルを振り返ってみて、室内と屋外のどちらで飼った方がよいかについて、考えてみましょう。
室内で飼う場合
室内で子犬を飼うときに大切なのは環境を整えることと室内飼いにあったわんちゃんを選ぶことです。
住環境はわんちゃんを飼う上で最低条件になるのでしっかり確認した方が良いです。
- 室内で飼うことの了解を得られているか?
- 犬アレルギーの家族はいないか?
- 日々のしつけを根気よくできるか?
- 十分飼える広さがあるか?
- ソファーなど傷ついても大丈夫か?
- 床や壁が傷ついても大丈夫か?
- マンションやアパートの場合、ペット可の物件であるか?
- 大家さんに届け出などが必要でないか⁇
室内環境の確認が済んだら、今度はわんちゃんが室内飼いに合っているかを見てみましょう。
見た目のかわいさだけでなく、無駄吠えや抜け毛が多くないかなど犬の特徴を見て判断しましょう。また、賢い犬であったり大人しい性格はしつけのしやすさに繋がります。どれくらい大きく育つかも大切です。
- ミニチュアダックスフンド
- トイ・プードル
- マルチーズ
- シーズー
- チワワ
屋外で飼う場合
次は屋外で買う場合です。「屋外だとかわいそう」と思う人も増え、室内飼いが多くなってきていますが、日本人にはなじみの深い飼い方です。ただ、外で飼うためデメリットとメリットがあります。
- 室内犬に比べて、衛生的な面で平均寿命が短くなる傾向にある
- 脱走の危険性がある
- 悪天候の影響を受けやすい
- 人通りに吠える可能性がある
- わんちゃんが他人から悪質ないじめを受けたり、盗難の可能性がある。
- 家の中が汚れない
- 家の中にわんちゃんの臭いがつかない
- 室内での、わんちゃんのいたずらや誤飲の心配がない
- お散歩後の足裏の汚れを気にしないで済む
屋外飼いは病気にかかるリスクもあるので子犬を飼うのはあまりオススメしません。
屋外飼いには大型犬や寒冷地に生息するわんちゃんが適しています。
- 柴犬
- ラブラドールレトリバー
- ウェルシュコーギー
- シベリアンハスキー
- 秋田犬
初心者でも飼いやすい犬種の特徴
犬を飼ったことのない初心者の方には ”飼いやすい” わんちゃんをオススメします!
- 他の動物や、子どもに対しても友好的
- 飼い主に対して忠誠心があり、しつけがしやすい
- 抜け毛が少ない
などの特徴がある犬種だとストレスの少ない状態で飼えるでしょう。
飼いやすい犬種を3つご紹介いたします!
ミニチュアダックスフンド
賢く、甘えん坊でひょうきんな性格をしていますが、時に強い自立心をみせることもあります。信頼した飼い主とは強い絆で結ばれ、他のわんちゃんや子どもに対しても友好的です。
被毛のケアに関しては、他の犬種と大きく変わらず、こまめなブラッシングと月に1~2回のシャンプーをして、皮膚を清潔に保ってあげましょう!
トイ・プードル
賢くて活発、好奇心旺盛な性格をしています。また、飼い主には従順で、他の動物や子どもと上手に接することができるといわれています。叱られたことや怖いと思ったことも記憶しているので、なるべく褒めてしつけることがポイントです!
抜け毛や臭いが少なく、室内飼に向いている犬種です。週に2~3回のブラッシングと、1ヶ月~1ヶ月半くらいに1度、トリミングを行いましょう。
マルチーズ
活発で賢く、飼い主に対する忠誠心と愛情深い傾向にあります。飼い主以外には警戒心を向けることもあるため、番犬としてしつけることも可能です。
抜け毛は少ないですが、長毛なので絡まって毛玉になることがあります。こまめなブラッシングと、月に1~2回のシャンプーを行いましょう!
子犬の入手方法
飼いたいわんちゃんの犬種や一緒に生活するイメージが沸いたら、いよいよわんちゃんをどうやって入手するかを考えましょう。
- ペットショップ
一番イメージのしやすい入手方法です。近所にペットショップなどがあれば、足を運んでみましょう。店員さんに飼い方を相談してみて実際に飼えるか検討してみると良いでしょう。
- ブリーダー
母犬と父犬を交配させて子犬を産ませ、その子犬を売っている人たちのことをいいます。
雑誌やネット、知り合いの人からブリーダーに関する情報を得ましょう。
信頼できそうなブリーダーであれば、子犬が産まれる時期をきくのも一つの方法です。
- 知人・保護施設からの譲渡
知人から譲渡される場合は子犬が産まれた里親として引き受ける場合です。
保護施設は以前の飼い主が何らかの理由で飼えなくなった、飼い主からの虐待などで保護された動物たちが集まる場所です。
家庭で再び暮らせるように訓練を行ったり、病気やけがの治療を行ったりしたうえで、新しい飼い主を募集しています。
子犬を迎えるために必要な費用の目安
わんちゃんを迎えるにあたってどのくらいの費用がかかるかも気になるところですね。1匹のわんちゃんにかかる費用の目安を紹介していきます。
飼い始めに必要な費用
まず、飼い始めに必要な道具代を計上しています。
初期投資として約35,000円が必要になります。(子犬の生体価格は除きます)
内訳 混合ワクチン(健康診断含む) 13,000円 食器代 2,000円 首輪、リード 6,000円 ブラシ(スリッカー) 1,000円 キャリーバッグ(ケージ) 10,000円 おもちゃ 3,00円 (参考:ペットライン公式ページ)
年間に必要な費用
また、年間でかかる費用は食費に加えてワクチン費用などが掛かってきます。
年間費用の目安は 約67,500円~106,500円 かかります。
内訳 食費 36,000円~72,000円 狂犬病注射 3,500円 フィラリア予防薬 10,000円~13,000円 ワクチン費(11回) 8,000円 健康診断(11回) 5,000円 消耗品(おもちゃ代など) 5,000円 *仮に12年間として計算すると、計797,000円~1,265,000円
(ペットライン公式ページ)
特別な費用(一例)
さらに、病気やケガなど不測の事態が発生した際にかかる費用の一例です。どんなケガか、重症度によりますが 計220,000円~245,000円 は見込んでおくと良いでしょう。
内訳 病気・ケガの治療費(4~5回分) 200,000円 オスの去勢 20,000円~30,000円 メスの避妊 35,000円~45,000円 (ペットライン公式ページ)
これらを合算して、仮に12年間で計算すると、わんちゃん1匹を飼うのに必要な金額は1,052,000円~1,545,000円かかることになります。
これにプラスαで
- トリミングの必要なわんちゃんの場合:毎月~2ヶ月に1回ごとに5,000円~25,000円かかる!
- ペット保険へ加入した場合:(ミニチュアダックスフンドの一例)医療費の70%を補填するタイプの場合、年間48,615円、仮に0歳~12歳の12年間加入しているとすると、約583,380円かかります!
ペット保険
上記でペット保険について出てきたので、もう少しだけ触れておきたいと思います。わんちゃんも人間と同様、いつ病気にかかるかわからないですね。そんなとき、ペット保険に加入していれば、家計を圧迫することもなく、安心して医療を受けることができます!
今回は、「ペット&ファミリー損害保険株式会社」が提供している「ペット保険 げんきナンバーわんスリム」について簡単にみていきましょう!
- 手術・入院・通院すべてに対応!
- 夜間・休日の診療もお支払い対象!
- 全国すべての動物病院に対応
- 最後の時まで終身保障!
保障プランは下記の2つです!
プラン プラン70 プラン50 保険料(小型犬1歳・月払) 1,530円 1,360円 補償割合 70% 50% 保険金のお支払い限度額 700,000円 500,000円 補償対象 手術・入院・通院 1日あたりの限度額 制限なし 支払回数 制限なし 1日あたりの免責金額 3,000円 保険期間 1年間 *免責金額とは、ペットの治療費に対して、保険金を支払うときに契約者側に一部負担してもらう金額のことです。例えば、1泊2日の入院の場合、日数は2日とカウントします。
(ペット&ファミリー損害保険株式会社 より)
もう少し詳しく知りたい!という方は、資料請求や10秒簡単見積もりも行っているので、確認してみてね!
子犬のワクチン
生後1ヶ月半~3ヶ月頃の子犬は、母乳からの免疫が徐々に減っていき、感染症にかかりやすくなります。それを防ぐためにも、ワクチン接種は大切なことになるので、確認しておきましょう!
病名 義務 コアワクチン ノンコアワクチン 狂犬病 ● ● ジステンバー ● 伝染性肝炎 ● アデノウイルス2型感染症 ● パルボウイルス感染症 ● コロナウイルス感染症 ● パラインフルエンザ ● レプトスピラ感染症 ● (SBIいきいき少短公式サイト)
- コアワクチンとは、狂犬病やジステンパーなどわんちゃんにとって、かかると死の危険性がある病気に対するワクチンで、接種を推奨されているものになります。
- ノンコアワクチンとは、感染症のリスクがある病気に対するワクチンのことで、地域性や住んでいる環境によっては、接種しておくと安心なものになります。
- 混合ワクチンとは、上記に挙げたワクチンを、2~11種類と複数組み合わせたものになっていて、獣医師と相談をしながら、どのワクチンを接種するか検討しましょう!
子犬を家族に迎えるために必要な準備
ここからは、子犬を実際に家族に迎えるにあたって、準備しておきたいものについて、みていきましょう!
食器&水飲み器
フードを入れるボール状の食器と、水を飲む器の2つを準備しましょう!
*足の長いわんちゃんの場合、台座があると食べるときに首が楽になります!
首輪&リード
わんちゃんを行方不明にしないためにも、首輪とリードは準備しましょう!万が一、逃げてしまったことも想定して、首輪には飼い主の連絡先を明記したタグをつけておくと便利です!
ちなみに、最近ペットショップで売られているわんちゃんは、背中の方にマイクロチップ(電子タグ)を埋め込まれていることもあり、このチップの中に飼い主の情報が入っています。専用の読み取り機をかざすと、情報がわかるという、便利な機能ですね!
ドッグフード
人間と同様、わんちゃんの食事も身体つくりの基本になります!身体にやさしい、良いものを食べさせてあげたいですね!
フードは種類も豊富で「どれを選べばいいんだろう?」と悩んでしまいますね。初めは、ペットショップや動物病院で相談してみるのもいいですね!
無添加のものをあげたいなと考える方には、ドッグフード工房の「完全無添加ドッグフード」もおすすめ!
こちらは、獣医さんも推奨されていて、天然素材でつくられたものになります。気になる方は、そちらも確認してみてね!
フードの計量器・カップ
犬種によっても量が違いますが、食事には適正量があります。肥満や痩せにならないためにも、毎回の食事量を測ることをおすすめします!
1回の食事量の目安は、ドッグフードの裏に書いてありますので、そちらも参考にしてみてね!
サークル・ケージ
飼い主がお出かけしているときや、就寝時に安心して過ごせるスペースを確保してあげることも大切です!
サークルやケージに入っているときに、トイレの粗相をすることも考えて、掃除がしやすいものを選ぶと便利ですね♪
ペット用シート・トイレトレー
室内で飼うことを検討している場合、犬用のトイレシートと、トイレトレーが必要になります!
トイレトレーニングがうまくいけば、梅雨の時期など散歩に出られないときでも室内で排泄できるようになります!
密閉式ゴミ箱
室内、屋外ともに便利なアイテムの1つ!わんちゃんの排せつ物を処理するときに、臭いもれのしない蓋つきの密閉されたゴミ箱を選ぶことをおすすめします!「カインズ」など、お近くのホームセンターに売っていると思いますので、確認してみてくださいね!
空間除菌、消臭スプレー
わんちゃんの体臭や、トイレトレー付近のにおいなど、わんちゃんを飼っていると臭いが気になる!ということもあります。
そこで、消臭スプレーなどがあると、便利ですね。最近では、わんちゃんが舐めても安心な素材でつくられた、スプレーもあります!
ペットショップやネットでも買えますので、気になる方は一度確認してみてね!
キャリーケース
病院や旅行などお出かけの際に、かかせないアイテム♪移動中でもわんちゃんの様子を確認できるつくりになっているか、飛び出し防止機能がついているかなど、確認したうえで、購入しましょう!
人気な犬種とは?
ここからは、実際にペットショップで購入されている人気の犬種、ベスト5位についてみていきます!今回は、Coo&RIKUの公式サイトに掲載されていたランキングを載せています。
第1位:MIX(ハーフ)
チワワとトイ・プードルのMIX犬など、違う犬種の純血種同士を交配したわんちゃんのことをいいます!
最近、話題になっていて、ペットショップでもよくみかける犬種の一つかなと思います。
体重:約2.7㎏ 体高:約25cm
生体価格:約20万円~30万円
第2位:トイ・プードル
こちらも人気な犬種のひとつですね!毛質は巻き毛で、抜けにくくなっているのが特徴です。
カラーのバリエーションも豊富で、色々なカットを試してみたいですね!
体重:3kg前後、体高:24~28cm
生体価格:約20万円~40万円
第3位:チワワ(ロングコート)
チワワには、ロングコートと、スムースコートの2種類あり、毛質が長いか短いかの違いがあります!
毛質が長いと、カットをしておしゃれにするなどアレンジもできそうですね!
体重:1.5~3Kg 体高:15~23cm
生体価格:約20万円~40万円
第4位:ミニチュア・ダックスフンド
胴長短足で、筋肉質な身体をしているのが特徴的!クリクリとしたお目々で見つめていますね♪
犬好きにはたまらない!
体重:5Kg以下 胸囲:35cm以下で30cmを超える(*体高ではなく、胸囲が基準)。
生体価格:約25万円~40万円
第5位:柴犬
柴犬といえば、日本の天然記念物に指定されている日本犬種のひとつ!他の日本犬よりも小型で飼いやすいのが特徴!
海外からも、「SHIBA」と呼ばれ、注目されています。
オス犬:体重9~11Kg、体高38~41cm
メス犬:体重7~9Kg、体高35~38cm
生体価格:約25万円~32万円
まとめ
- わんちゃんを飼うのに適した環境か、家族の了解は得られているかを確認しましょう
- 飼う時にいくらくらい費用がかかるかペット保険、予防接種なども事前に把握しておきましょう
- わんちゃんを飼うために必要な物(ケージやフードなど)は事前に準備しておきましょう
- 自分が飼える環境に合う わんちゃん を飼いましょう