これをきっかに、環境のこととか興味持ち始めて、色々勉強してるんだよね。
- コロナ&レジ袋有料化をきっかけに環境問題に関心が高まっている
- ビニールを減らす身近な工夫
- 買い物でレジ袋を使わない方法
7月からビニール袋の有料化が始まりましたね。
これを機に、チサのように環境問題を意識し始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、私たちの住む地球にどんな現象が起こっているのか、
その現象をどうすれば改善することができるのかを紹介していきます。
なんだか大袈裟で、とっつきにくそうと感じるかもしれませんが、
そんなことは一切ありません!
身近なことから少しづつ変えていけることを中心にお話しするので
チサの言うように、気を負わず無理のない範囲で楽しく出来ることから初めてみましょう!
地球が危ない!地球で何が起こっているの?
私たちの住む地球にはどのような現象が起こっているかご存知でしょうか?
まず、どのような問題があるのかを紹介していきます。
地球温暖化
これはみなさんご存知の問題かと思います。
年々、夏は外に出ると危ないような暑さですよね。
ニュースなどでも多く取り上げられ、よく耳にするとは思いますが、
実際自分のこととして考えているかたは少数派だと思います。
それも無理はない話で、問題としての話は多いですが
「実際何をすればいいのか」を指し示すものがないために
人ごとになってしまっていると思います。
そもそも、地球温暖化とは、大気中にある二酸化炭素(CO2)やメタン、フロンなどの
温室効果ガスが増え過ぎ、宇宙に逃げようとしていた熱が地表にたまりすぎることで、
気温が上昇したり、地球全体の気候が変化することです。
21世紀末に4度前後の気温上昇が予測されており、
その結果として、取り返しのつかない影響がもたらされると予測されています。
具体的にどのような影響があるかと言うと、
- 利用可能な水の減少
- 多くの種の絶滅により世界的な食糧不足
- 暑熱や洪水など異常気象
- 伝染病の拡大
- 生態系の変化
など、他にも数多くの影響があり
このまま進むと、地球に住めなくなってしまいます。
環境汚染
環境汚染もよく耳にする問題かと思います。
こちらも工場から排出される汚染物質やゴミのポイ捨て
自動車から排出される排気ガスなどのイメージがあるかと思います。
もちろんこれらの問題も環境汚染の原因ではあるのですが、みなさんに知って欲しいことが他にあります。
それは、私たちの食卓に並ぶお肉です。
「お肉がなんで関係あるの?」と疑問に思う方が多数だと思いますが、畜産業は環境汚染に多大な影響を与えているのです。
たとえば、焼き肉やステーキには欠かせない、牛肉。
私たちが牛肉を1kg食べるごとに、車で100km走るのと同じ量の温室効果ガスが排出されます。
食糧農業機関によると、家畜業が排出する温室効果ガスは、世界の全排出量の18%にも上るのだそうです。
なぜ、お肉を食べることが環境汚染に繋がるのかと言うと
畜産業を営む中で、動物たちの排泄物や食糧、食肉として加工されるさいの廃棄物などが大きく関係をしています。
この問題は、単に環境汚染だけの問題ではなく動物愛護の観点でも問題となっております。
海洋プラスチックゴミ
ここ最近で耳にすることが多くなった海洋プラスチックゴミ問題。
普段私たちが使っているプラスチック製のペットボトルや容器などは、ポイ捨てされたり適切な処分がされないことにより海に流され、海洋プラスチックごみになります。
海洋プラスチックによるごみ問題とは、そうしたプラスチックごみが海洋汚染や生態系に及ぼす影響を問題視したものです。
海で、大量のゴミが打ち上げられているのを目にしたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
恐らく、そのゴミのほとんどがペットボトルやビニール袋などのプラスチックです。
軽量で加工がしやすく丈夫であることから、プラスチックはレジ袋やペットボトルの他にも、プラスチック製のストローやスプーン、おもちゃや釣り糸などといったあらゆるものに利用されています。
海に流出するプラスチックごみの量は世界中で年間800万トンという試算や2050年には海洋プラスチックごみの重量がが魚の重量を超えることが予測されています。
出来ることから始めてみる
ここまで、地球で何が起こっているのかを紹介してきました。
実際に改めて知ると、重い問題であると感じるかと思います。
こんな大きな問題を1人が気にしたって、解決出来るわけないと思われるかもしれませんが
そんなことは一切ありません!
1人でも多くの人が、気にして生活をすることで
多くの命を救い、環境改善に近づけることが出来るのです!
では、実際何をすればいいのかが気になるとこだと思いますので、
ここからは触れていきたいと思います。
キッチンで出来ること
まずは、1番簡単に誰もが始めやすい
プラスチック製品を避けることにフォーカスしてみましょう!
キッチン周りには、ペットボトルの飲料や、お醤油などの調味料のボトル。
野菜が入っているビニール袋や、お魚などのトレー。
プラスチック製のタッパーなどの保存容器などなど。。。
ここには書ききれないほど、プラスチック 製品に溢れかえっています。
これを全部一気にやめると言うのは、お金もかかりますし気を追ってしまいます。。。
そうなってしまうのは本末転倒ですので、まずは出来ることから!
抗菌作用もバッチリ!ミツロウラップ
ミツロウラップとは、コットンの布にミツロウをコーティングした100%天然素材のエコなラップです。
ポリラップは使い捨てですが、ミツロウラップは繰り返し使用することができ、約1年ラップとして使用することができます。
粘着が弱くなりミツロウが取れてくるとコットンでできているので、雑巾や台拭きとして活用することもできます!
また、ミツロウには抗菌・防腐作用があるため食材を長持ちさせることもできます。
取り扱いも簡単で、水でさっと洗うだけでOKなので特に手間もかからないのでポリラップにも劣りません!
それに加え、可愛いデザインも多いので、お料理をより楽しむこともできるので、かなりオススメです。
調味料は瓶の容器のものを!
調味料類は、醤油、酢、マヨネーズ、ドレッシングなどほとんどがプラスチック 製のものですよね。
やはり、瓶は重いし割れる心配もあるし、何より捨てるのがめんどくさいとなりがち。
プラスチックはリサイクルされていると思っている方が多いと思いますが、実は実際にリサイクルされているのは1割程度で、ほとんどが消却されるか、処理されず海に流れているのです。
これに対して瓶はリサイクル率も高く、ゴミとして捨てなくても、保存容器として使うこともできます。
お風呂・洗面台で出来ること
お風呂や洗面台周りにもほとんどがプラスチック製品。
最近は、環境に配慮された洗濯洗剤やシャンプーなども多く販売されています。
毎日使うものだからこそ、気にしたいところです。
液体シャンプーから固形石鹸シャンプーに
液体シャンプーは、本体と別に詰め替え専用が販売されています。
しかし、これってエコなの?結局ゴミになってるよね?と疑問に感じたことはありませんか?
そこでオススメしたのは固形シャンプー、リンス。
石鹸だと髪がきしむというイメージがかなりあると思いますが、最近は液体シャンプーと変わらない泡立ちや仕上がりになるものが販売されています!
香りも人口的なものではなく、フルーツやハーブの自然な香りで1日の疲れも癒してくれます。
また、固形シャンプーは液体シャンプーのおよそ3本分の量もありそれだけゴミの量も減らすことができるので、サスティナブルです。
食材で出来ること
食材は、生活する上で誰もが購入するものの1つですよね。
スーパーなどでは、多くの野菜がプラスチック製のビニールで包装されていたり、お肉やお魚などもトレーにいれられ販売されています。
避けることが難しいのが現実ですが、少しでもゴミを減らすために買い物する際も意識を変えてみませんか?
包装されていない商品を買う
スーパーで買ってきたお野菜などはしっかり包装されていますが、自宅で保管する際に、袋から出して新聞紙でくるんで保管したり、別の保存容器に移したりなど、包装されていても役目がほとんどないのが事実だと思います。
そこで、お野菜などを買うときに出来るだけ包装されていないものを購入するよう意識してみませんか?
No Meet Dayを作ってみる
冒頭でもご紹介したように、畜産業が環境に与える影響は多大です。
また、食料として愛情を受けることもできず育てられている動物たちがいます。
私たち人間は、頭で考えて、選択することができます。
その選択肢の1つに、「お肉を食べない日を作る」を増やしてみませんか?
日本はもともと粗食であり、一汁一菜を基本に、週に1、2回ほどお魚をいただくという習慣でした。
では、いつから「お肉を食べたい」「お肉を食べないと元気がでない」と誰もが思うようになったのは、たったの50年前からです。
これを聞くとどう感じますか?
日本には、世界的に誇れる和食という文化があり、お肉を食べなくても、食事をすることが出来ます。
1日お肉を食べないだけも、多くの動物たちの命を救い環境負荷を現象させることが出来るのです。
お肉を食べないことで、日本人の死因トップに入るガンの発症率は8割程低いとされていることや、女性には嬉しい美肌効果、腸内環境の改善にも繋がるのです。
これだけのメリットがあるので、ぜひ、週に1回から初めてみませんか?
企業の取り組み
それでは、身近な企業では環境問題についてどのような取り組みが行われているのでしょうか?
セブン&アイホールディングス
環境への取り組みとして、環境に配慮した認証マークのついた商品の取り扱いや
食品ロスの削減に向けた取り組みを行なっています。
- CO2排出量削減
2050年の目指す姿80%以上削減(2013年比) - プラスチック対策
オリジナル商品で使用する容器2050年100% - 食品ロス・食品リサイクル対策
食品廃棄物発生原単位2050年75%削減(2013年比) - 持続可能な調達
オリジナル商品で使用する食品原材料100%
イオン
イオンでは、ECOプロジェクトとして
CO2の削減や再生可能エネルギーの創出に取り組んでいます。
- へらそう作戦
エネルギーの使用量のさらなる削減と効果的な利用
-
つくろう作戦
再生可能エネルギーを積極的に創出 - まもろう作戦
地域を守る生活インフラ機能を保有
ネットスーパーを活用してみよう
イトーヨーカドーネットスーパーでは、「エコdeバスケット」というレジ袋を使わない配達方法が選択できるようになっています。
イオンネットスーパーでは、「エコ梱包」という配達時にエコバックに入れて過剰な包装資材ではなく、必要最低限の包装で買い物することができます。
イトーヨーカドーのネットスーパーに関してはコチラにまとめています。
▶︎ 子育てママは必見!イトーヨーカドーネットスーパーの口コミとその使い方は?
まとめ
気が重くなるような話も少しさせていただきましたが、
これまで地球に起こっていることをお話させていただきました。
正直、重たいな〜と感じている方も多くいらっしゃると思います。
しかし、そんなに重く受け止めないでください。
これだけの問題がありますが、
本文でもお話したように、私たちは選択することが出来ます。
これまでは、意識すらしていなかったことを知ったことで
買い物することに対し、本当にいいのかな?と立ち止まってみてください。
あなたの選択が、地球をよりよく、誰かのためになることがたくさんあります!
1人でやってもなと思わなくても大丈夫。
このようなサスティナブルな考え方や行動や、周りの人に影響を与えやすいものでもあります。
気を追わず、楽しく始められることから是非初めてみてください!
最初の頃は、マイバック忘れちゃったりしたけど、ようやく馴染んできたかな〜